一橋ゆりえは、内海に面した尾道市に住むごく普通の中学生でした。彼女は試験の心配と、好きな無知な少年ケンジに気づいてもらおうと日々を過ごしていた。そんなある日の昼食中、彼女は突然、昨夜女神になったことを友人のミツエに告げる。彼らのクラスメートのマツリは、経済的に苦しい神社を宣伝する方法として、ゆりえが新たに発見した神性にすぐに夢中になる。彼女は、無力な土地神である八島様をゆりえに置き換えることで、神社の人気がさらに高まることを期待している。ユリエがしなければならないのは、自分の力をどう使うかを考えることだけだ。