芹生一郎は、高校で生徒会長として大活躍した姉の零の影にいつもいた。彼は中学校で生徒会長を務めていたが、その責任に嫌気がさし、自由に生きたいと考えていた。そのとき、イチローは文字通り真新しい学校である八潮学園に通うことを決意し、そこで彼のクラスは学校史上初のクラスとなり、イチローにとって新たなスタートを意味した。八潮に向かう途中で同級生の咲野初瀬に出会い、二人で校門をくぐるとすぐに、彼が新生徒会長に就任することが発表される。運命に抗おうとする彼は、やがて咲乃が副会長を務めるという条件付きで生徒会長の座を引き受ける。